お知らせ

2025-02-28 12:59:00
「薬」を摘む 染める 縫う ~春~(宇陀市野依オーガニックスペースメグリバ 「医療の原点講座」より)

3月30日(日)10時~16時

◇主宰 医食農ラボ

◇場所 オーガニックスペースメグリバ(奈良県宇陀市野依677)

◇参加費 9,500円(「包む布」材料費一式、ランチ、季節のお菓子、飲物付き)

 

◇行程概要

午前、摘んで染める時間です。

染めに使う季節の植物を採取し、みなさんで染液を作ります。4種類ほど作る予定です。

時間が許す限り染めて、色も香りも味わいましょう。大宇陀ちくちく所で作っている「包む布」というものを染めていただきます。

その後ランチとなります。大宇陀の薬膳カレーTORUCURRYさんにお願いしております。

 

ランチのあとは縫う時間です。

ダーニングステッチを使って染物に付ける飾りを作成します。午前中に染めた包む布も完成していただきます。

おやつ、お茶もはさんでわいわいゆったりと楽しましょう。

 

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第3回 医療の原点講座「薬」を摘む 染める 縫う

古代より、布を草木で染めることで人はそのエネルギーをいただいてきました。

血行促進効果のある紅花で女性の服や下着を染め、血の巡りを・・・など。

今回は宇陀の早春の薬草から色を頂きましょう。里山を歩いて薬として使われてきた植物を観察しながら採取します。(その時期何が取れるかは自然のままに)

 

今回は大宇陀ちくちく所の「包む布」を染めます。長めの帯が一本付いてるのが特徴です。

この時期に染めるに適した植物で、4種類ほどの染液を作ります。

じっくりとひとつの色で染めるも良し。重ねるも良し。包みと帯を染め分けるも良し。

煮出す香りも心行くまで味わい、今だけの色を楽しみましょう。

 

TORUCURRYさんの薬膳カレーをいただいた後は、帯に付ける飾りをダーニングステッチで作る時間を設けています。

繕いに使えるステッチも体験頂けたらと思います。

 

■「包む布」とは  Instagram投稿「包む布」へ

・材料は晒木綿と刺し子糸。すべて手縫いで作っています。包みは約47cm×47cm、帯は約70cm。

・正倉院の宝物を包む布から着想した多目的布です。大切なものはもちろん、腰や首元に巻いて自分自身も包んで頂けます。