服は育つ。
好きなことばです。
移住前に自然農の畑に通っていたのですが、
そこの主宰のシャツを繕って渡したときに伝えてくれたことばです。
「服は育つもの、と知りました。」と。
そうか。これがダーニングが持つ価値なんだ。
もちろん価値はひとつだけでは無いけど、
大切な価値のひとつ。
今回持ち込まれたルームシューズも見事に育つ予感がぐいぐい来てます。
四角ダーニングをモザイクのように散りばめて、補強する作戦です。
楽しみだなぁ。
服を育てる経験、してみませんか?
お待ちしております。
ご自宅でもダーニングしているが、いまひとつ気に入らない。なんでだろう?
そういうお話、よく聞きます。
どんな繕いにしたいかはひとそれぞれ、
理由もそれぞれ違うのだと思います。
色んな糸から好きなものを選んで、
出来上がりのイメージをできるだけ膨らませてみる。そのイメージが自分のやりたいことと離れていれば、違う糸を選び直す。
糸選びを慎重にすることも、自分の理想イメージに近づくひとつの手段になります。
悩みを一緒に解決する時間もまた楽しい。
いろんなご相談、お持ちこみください。
新年らしい賑やかな時間でした。
この日の参加者さんたちは、それぞれが個性的な活動をされています。個性の横繋がりで、一人また一人と参加者が増え、この日は総勢四名。
話題は尽きず、話して笑って繕って。
あっという間の2時間。
気の合う仲間同士のダーニング時間、きらきらしておりました。
針仕事しながらのおしゃべり、たくさんしに来てください。
この日のゲストは、小さなお子さんのお母さん。
貴重なひとり時間。
ほっとひと息つけるダーニング時間でもあり、
破れたくつ下を蘇らせる時間でもあり。
繕ってまた履けるようになったくつ下は、きっと日々の生活の滋養になって、愛おしさを増やしてくれると思います。
みなさんも蘇らせたい服はありませんか?
ぜひその子たちを連れてダーニングしに来てください。
新年最初のゲストです。
彼女が予約してくれたので、この日を新年の営業はじめとさせてもらいました。
「長年の相棒。」というスパッツのほころびを、ぐるぐるステッチを使って繕いました。
繕いは、
洋服と共に過ごした時間を思い出して、
自分自身を癒す時間にもなる。
整う時間、過ごしにいらっしゃいませんか。
今年もよろしくお願いいたします🐇