ダーニングのご注文

ご検討いただきありがとうございます。
「これもダーニングできるの?」
「こんな相談して大丈夫なの?」
結論から言うとどんなご相談もだいたい大丈夫ですので、どーんとお問い合わせいただければと思います。
ご不明な点は 「お問い合わせ」のページへ
また、 「よくあるご質問」のページ もご参照ください。
- お問い合わせは、大宇陀ちくちく所 問い合わせフォーム から。InstagramかFacebookのメッセージでも承ります。 1~2日以内に返信いたします。
- お品物の画像を送ってください。全体写真と直したい部分のアップ写真をお願いします。見積りとダーニングの仕上がりイメージをお伝えいたします。
- 見積もりは無料です。正式オーダーを決められたら、その旨ご連絡ください。
- 正式オーダーの場合、お品物をご郵送ください。送料はご負担お願いします。来所できる方は持ち込みもOKです。
- お品物を受け取り次第、開始メッセージをお送りします。ご質問など、遠慮なくお申し出ください。初回オーダーのみ事前支払いをお願いしています。
- 仕上がりです。納品前に画像付きで出来上がりメッセージをお送りします。ご確認ののち、お品物を納品いたします。
【郵送先】
〒633-2164 奈良県宇陀市大宇陀拾生2314
鈴木里佳 080-5699-9083

- サービスのご説明
まるっと一本、ジーンズの上から下まで、裏から表までダーニングするサービスです。
広範囲のダーニングを定額でいたします。
通常のお見積りよりも少しお得です。
「こことこことあそこ」という指示なく、全体をまるっとダーニングいたします。
このサービスは見積もりが不要です。
お問い合わせからお申込みください。
- ぼろぼろジーンズダーニング集はこちらからどうぞ。 boroジーンズ ダーニング集
■「ぼろ」という名前の由来について
『「ボロ宿」というのは決して悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで全部ひっくるめ、愛情を込めて「ボロ宿」と呼んでいます。
自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。』
(引用『日本ボロ宿紀行』 著作 上明戸聡)
そうなのです。
ぼろぼろは悪口ではありません。むしろ尊敬を込めて名付けたサービス名です。
着倒したジーンズのくったりした生地の感触や、変色したインディゴ色が好きです。
なので、「直し過ぎずに、着続けるために必要」なダーニングをしたいと思っています。
穴になったところ、破れたところ、汚れたところの痕跡は残しつつ、
穴が空いて寒かったり、破れたところに足を入れたらまた破けた、という状態を修復していきます。
そしてそして、
破れたところが直っただけじゃなく、履くのが楽しくなるように繕っていきます。
お待ちしております。
- お預かり時期 2021年4月
- お預かり期間 二週間くらい
- 費用 5,000円
画像1 全体から見たところ
画像2 膝のアップ
画像3 ウェストまわり
画像4 ウェスト腰まわり裏側
- お預かりしたときの状態
・左膝が破れて穴が空いてる。
・ウェストから腰まわりの生地が薄く、劣化している。
- ダーニングの内容
・膝の穴は裏から布を当てて補強しました。これ以上穴が広がらないように縫い止めています。
・ウェストから腰まわりは、裏と表から、相互に布をあてて補強しています。
・絞りの黒い生地と、変形縞のシルク布を使っています。いずれも使われなくなった古い布を再利用しています。
・ポイントは膝の穴を隠さず残したことと、黒とピンクを主に使ったことです。
- お預かり時期 2020年11月
- お預かり期間 二~三週間くらい
- 費用 5,500円
画像1 正面から見たところ
画像2 裏側
画像3 修復箇所アップ1
画像4 修復箇所アップ2
- お預かりしたときの状態
・正面の太もも周辺の生地が薄く、全体的にびりっと破けそうな状態でした。
・何箇所か小さく裂けている箇所がありました。
・着こんだデニムの生地感が良く、直しすぎずにダーニングさせていただくことをご提案いたしました。
- ダーニングの内容
・膝から太もも周辺の生地を補強しました。裏からあて布をした後、小さな並縫いを全体に入れて更に補強しています。
・穴になっている箇所は、インディゴのプリント生地で裏から塞いでいます。
・小さな裂けめは、塞がずに周りを囲うようにステッチを入れて、裂けが広がらないようにしました。
・履きこんだデニムの雰囲気を壊さないように最低限のダーニングになるよう心掛けました。
- 2021年9月
- お預かり期間 二週間くらい
- 費用 3,500円
画像1 正面から見たところ
画像2 後ろから
画像3 内側
- お預かりしたときの状態
・白のトートバッグのハンドル部分の黄ばみ、また内側に染みがありました。
・ほかの部分はきれいなので、汚れが多少目立つような状態に見受けられました。
- ダーニングの内容
・黄ばみを目立たなくするため、全体をチャコールグレーに染めました。(染料は市販の緑茶+鉄媒染です。)
・繊維の違いで、袋の部分とハンドルのグレーに濃淡が出ましたが、ハンドル部分の黄ばみは気にならなくなりました。
・内側の染みもほとんど目立たなくなりましたが、リフレッシュも兼ねてパッチを作成し当てました。
ダーニングが浮かないように、後ろ側にも布柄を合わせたパッチを付けています。