スタッフ紹介

スズキ リカ

東京生まれ 千葉育ち。

2017年春

「何か」は分からないが、自分の「何か」を変えたい思いが止められなくなり、16年間勤めたIT会社を退職。

だいたい同じころに相模湖のすどう農園に出会い、須藤章氏が主宰する「さとやま農学校」に通い始める。自然界のことを何も知らない自分に愕然としながらも、楽しすぎる学びに没頭する。その学びの量は語り切れないほど膨大だが、農学校が無ければ移住はしていなかったのは確かである。卒業後は自主畑に参加して、2年ほど中央線で相模湖に通い詰める。

2019年

移住は心からしたかったが、何をするかは(今考えれば「何をなりわいとするか」)は見当がつかなかった。以前から下手なくせに心惹かれること。それが裁縫であったのだが、19年春に衝撃のワークショップに参加する。ウエダタカユキ氏が主宰する吉祥寺スワラジ工房のワークショップ。決してやり直しやダメ出しをしないウエダ氏に導かれ、気づけば服を手縫いするようになっていた。結局コートも含めて、1年間に4着もの服を完成させることができた。

同じ年の9月にさらなる衝撃が。野口光氏が指導するダーニングワークショップ。知識ゼロだったが、野口氏の著作「愛らしいお直し」を目にして即参加。安定の不器用ぶりではあったが、ダーニングにものすごい充実感を感じる。野口氏のすてきな人柄にも惹かれてしまい、連続講座に参加する(半年間全6回)。このとき、まさか自分がダーニングをなりわいとすることになるとは思っていなかった。

2020年5月

小さいころからの憧れを貫いて奈良県に移住。

具体的な暮らし方のビジョンを模索するなか、唯一の相棒である夫が移住して1か月でそこそこ重症の怪我に遭う。病院通いの日々、「そうだ。ダーニングをなりわいにしよう。ダーニングを通じて世の中とつながろう。」と、思いつく。

現在は夫のそこそこ重症の怪我もほぼ完治。ちくちく活動に勤しむ日々を送る。

(ちなみに夫は手先の器用さと職人気質を活かして便利屋をしています。店名はいろいろ屋すずき。)

ちくちくのほか、発酵ごと、お酒(飲酒)、保存食づくり、菜園づくり、野鳥観察、古墳めぐりなどやりたいことに追われております。