お知らせ

2026-06-02 13:34:00
「第一回 今を生きる背守りをつくる会」を終えて

5月30日、奈良市白毫寺町にある「えん」さんにて初めての背守り会を無事終えることができました。

 

言葉を使わずとも想いを残すことができる、時空を超えて伝えることができる。

刺繍にはそんな力があります。

先人はその力を知っていました。

特に「文字を書かない」文化圏の刺繍は不思議に心に刺さるものがあり、今回はアイヌとミャオの2つの民族も紹介いたしました。

 

たとえ、「文字を書く」文化であっても、

言葉にできないことはあります。

社会のシステムとして発言できない場合もあるし、

あまりにも壮大すぎて見合う言葉が見当たらない場合もある。

 

近代社会のなかで、女性は家に居ること、従うことを強いられる場面も多く、発言に自由がないことが多かった。

表現の矛先は、家庭内の針仕事に向かってゆき、

苦しいながらもそこに一筋の光があったと感じるのです。

 

過去の多種多様な背守り、刺繍を見ると、そこに先人たちの女性の生き様が見えてくるような気がします。

 

先日お集まりいただいたみなさまには、心から感謝申し上げます。

暖かいお気持ちと熱き情熱で場を盛り上げてくださいました。

 

 

サンプルを参考にいろんなハート、クロス(十字架)、結び、イニシャル、名前にちなんだモチーフ、オシカツ関連などなど、

いくつかご紹介した

刺繍ステッチを組み合わせてつくっていただきました。

どれもこれもみなさんの「作りたい!」情熱が縫い込まれてキラキラと輝いておりました。

※みなさんの作品はInstagram投稿に掲載させていただいております。

 

 

やると決めてから約三カ月の長距離走はいったんゴールしましたが、まだまだ知りたい話したいことがあります。

また企画いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

1