お知らせ

11月16日「背守りを知る、縫う~医療の原点講座⑥」というワークショップをさせていただきます。
場所は春に「薬を摘む、染める、縫う~医療の原点講座⑤」をさせてもらったオーガニックスペースメグリバさん。
医食農ラボのたつみ先生が運営される隠れ家的な場所です。
背守り。
なんとなくでしか捉えていなかった背守り。今年の夏、民俗文化シリーズと称して、昔の暮らしや道具をたくさん刺繍したのですが、そこにも背守りがありました。
あぁ、こんな意味だったのか。
こんなにも多様な姿があるんだ。
こんなに長く続いてたんだ。
ほんとの背守りはすばらしく奥深いです。
糸が何針か縫い付けてあるだけのものもあれば、手の込んだ豪華な飾りが縫い付けられたものもあります。家庭の事情や縫い手の感性など、その時代を生きた女性たちの息吹が届くようです。
医療とおまじない的な存在の背守り。相容れないように見えて、実は繋がっているところがある。
昔のひとは実感として、その効果を認めていたのではないかしら。安心や安全は「感性を信じる、養う」ことの積み重ねだと思います。
おはなしして、じぶんで縫って、生きた背守りをみなさんとつくりたいと思います。
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◎日時 2025年11月16日(日)10時~16時
◎場所 宇陀市大宇陀野依677「オーガニックスペースメグリバ」*駐車場あり。公共交通機関でもお越しいただけます。
◎参加費 9,500円(講座一式、カフェequboお弁当、季節の菓子とお茶)
◎定員 10名
当日のお話とワークの内容
・「出産育児の古今東西と背中の意味」 医食農ラボ 巽欣子(医師)
・「伝統模様に籠められた意味」のお話&背守り刺繍づくりの練習と実践 大宇陀ちくちく所 鈴木里佳(ダーニング作家)
第2の皮膚である衣服。人々は染織、刺繍に想いを込め大切な命を守ろうとしてきました。「背守り」はこどもの着物の背中に魔除けやお守りとして母親が刺繍を施したものです。戦前までなん百年も受け継がれ、その形や色は縫い手の個性に溢れています。今回は祈りやおまじないとしての背守りの歴史や意味を知った上で、医療や民俗学的な視点を加えて今を生きる背守りを作ってみましょう。
□お申込みは 080-6465-5449 医食農ラボ巽(タツミ)まで。ショートメールでお名前と連絡先をお知らせください。
24時間以内に返信が無ければお手数ですが電話でご連絡ください。
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