ステッチ紹介

大宇陀ちくちく所は店主ひとりの店ですが、少数先鋭の頼れるステッチがいます。

ですので、ぜひステッチの紹介をさせてください。

 

1,四角

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・穴が空いたら四角ダーニングの出番です。四隅に布があれば穴を塞ぐことができます。

・画像はなんちゃってバーバリーチェックです。こんな風にTシャツの襟もとの汚れ隠しにもなります。

 

2,ごましお

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・いろんなところで使われます。布を縫い付けたり、ほつれを閉じたり、薄い生地の補強もします。

・半返し縫いですが、ぽつぽつとした見た目が胡麻のようなので、ダーニング界でごましおと呼ばれています。

 

3,ブランケットステッチ

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・ブランケットの布の端をかがるのによく使うから、この名前が付いたそうです。

えり、すそ、そでのほつれをかがるといえばブランケットステッチ。

・画像のように、端処理していない端切れを縫い付ける時にも使います。

 

4,ハニカムステッチ

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・ハニカムは「homeycomb」で蜂の巣の形に似てるから付いた名前です。

恥ずかしがり屋なわけではありませんっ。

・大き目の範囲で薄くなっている生地を補強するのによく使われます。

凹凸のある縫い目なので、装飾としての効果もあります。

わざと裏の縫い目を出して、違う模様を楽しむこともできます。

 

5,なみ縫い

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・言わずと知れたなみ縫いです。

縫い目の大きさ、揃え方でかなり違う印象が作れます。ラフにもなるし、きっちりとにもなり、自分のイメージの縫い目を作ることで幅が広がります。

・ごましおと同様、布を縫い付けたり、ほつれを閉じたりするのに使います。

・画像はデニムのポケット穴を、ウール生地でざくざくとなみ縫いで縫い付けたものです。

 

 6,あて布

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あて布のやり方を知ると、ダーニングはグッと身近になると思います。最小限度の努力で修復が出来てしまいます。

・画像は、ものすごく生地が薄くなっていたけれど捨てられなかったTシャツです。首のまわりと袖がびろびろと伸びていたのであて布で生地を補強したものです。

モノトーンでまとめてパッチワーク的にあて布をしています。